ドーム裏の見えないリングATC ミッドレンジ このソフトドームは写真のようにドームも大きく、ドーム付け根に木製リングが付いていました。 ドーム裏側なので写真には写っていません。 ドームとボイスコイルの付け根部分に付いていました。 形状としてはJBLの2231のように付いていますが、2231ではコーンのウエイトの為に金属リングが付いていましたが、今回のATCではウエイトではなく木製リングにより柔らかいドームの変形などからボイスコイルの変形を守る為のようです。
巨大ソフトドームスピーカーATC ミッドレンジ ATCのミッドレンジでカー用スピーカーだそうです。 写真横に写っているライターと比べればこのスピーカーの大きさがわかると思います。 ソフトドームだけあって能率はよくないようです。
FOSTEXで直列接続4FOSTEX FW180 20cm 上記のユニットFOSTEX FW180を使用して直列に接続した実験グラフです。 赤・・・1台 青・・・2台 桃・・・3台 緑・・・4台 今回はウーハーでの実験なので高域特性に関しては測れていません。
25cm、軽量コーンとメタルセンターキャップJBL E110 25cm 口径は異なりますが、他にも少し似た特性のユニットがありました。 主に楽器用に使用されているユニットで軽量コーンとメタルセンターキャップでE110は25cmと2115Aは20cmです。 コーンは2115Aの方が少し薄い印象があります。E110のコーン表面は2122のコーン表面のザラザラ感がありますがコーンは厚くありません。 JBL 2115A 20cm
LowtherとJBL、似ている特性JBL 2115A & LE8T 20cm 赤・・・2115A 青・・・LE8T おとといの内容で「2115Aは10kHz以上がもう少し出てもいいと思います。」と書きましたが、グラフを重ねてみるとLE8T以上に出ています。 2115Aは特性から見ると下のグラフが似た特性をしています。 Lowther PM7
グラフの違いは一目瞭然JBL 2115A & LE8T 20cm 赤・・・2115A 青・・・LE8T 別々のグラフでは比較し辛いのでグラフデータを合成し比較してみました。 50Hz以下ではコーンの重さによりLE8Tが出ています。 60Hz以上では2115AとLE8Tの違いがハッキリ表れています。特に1kHz以上では10db以上も出ています。 本来薄く軽いコーンでは、中高域が特徴的出ているのをコーティングコーンにする事で抑え、更に低域も伸ばす事で全体的にフラットな特性にまとまっているようです。
コーンのタイプの違い2115AとLE8TJBL 2115A 20cm 先日からの2115Aですが、フレームがLE8Tと同じなのでデータを比べてみました。 LE8Tはコーティングコーンでコーンが重い。対照的に2115Aは軽量コーンです。 しかし特性から見ると、コーンのみの違いであれば2115Aは10kHz以上がもう少し出てもいいと思います。 センターキャップの取り付けがLE8Tとは違うようです。 JBL LE8T 20cm 赤・・・LE8T
両ユニットは耐入力も違うJBL 2115A 20cm 2115と2110のコイルの巻き幅の違いは昨日書きましたが、2110はヨークプレート5mmに対してコイルの巻き幅10mmというロングボイスコイルで、コイルもしっかりしていて、2115Aの2倍くらいの入力にも耐えられそうなくらいの造りでした。 JBL 2110 20cm 青・・・2110 2110はコーンが大きくストロークしても磁界から外れず、ハイパワーでバンバン鳴らす前提で造られたユニットのようです。
2110と2115A特性はJBL 2115A 20cm 数年前のデータですが、2115Aのデータがありました。 特性カーブを比べても2115Aと2110は異なるタイプのユニットのようです。 コイル径は同じですが、2115Aはショートボイスコイル、2110はロングボイスコイルの違いがあります。 マグネットは、やはり2115は大型です。 それから、2110の特性を考えると小ぶりなマグネットに見えますが、特性はオーバーダンプになっています。このユニットはロングボイスコイルでありながら、よほど磁気効率が良いのでしょう。 JBL 2110 20cm 青・・・2110