RCA LC-1Aの特性RCA LC-1A 中央に2枚の羽根型のサブコーンがあり、コーンには7つの山型の突起があります。 グラフより1kHz付近にダブルコーン独特のディップが見られます。 小さな2枚の羽根の効き目がかなりあるようです。
ALTEC 604-8Hと604EALTEC Lansing 604-8H 38cm ALTEC Lansing 604E 38cm 同時に測定しましたが、比較的特性が似ていてグラフが重なりすぎて比較し辛いため、別のグラフにしました。 604-8Hは2-3kHz付近がよく出ています。10-13kHz付近も少し伸びています。 他、ウーハーの特性はほぼ同じようです。
WHARFEDALE SUPER 8 CS 名機の特性WHARFEDALE SUPER 8 CS 20cm 2年前にも同シリーズSUPER 8 FSをご紹介した事があります。 SUPER 8 CSもFSも700Hzから5kHzにかけてのグラフの盛り上がりが特徴的です。 低域の特性の違いは測定日が2年も違い、若干マイク位置が変わったのかもしれません。
ウーレイ同軸ユニット特性Urei 803 30cm ウーハーの特性がJBL 2214Hよりもオーバーダンプになっているように感じます。 マグネットや磁力は同じもののようですが低音が出ていないのは、ダブルダンパーになる事でコーンの制動力が働いているのかも知れません。
Urei803同軸ユニットUrei 803 30cm カラフルな青いホーンの淵には硬めのスポンジ、色も素材も珍しいユニットです。 しかし、ウーハー部はどこから見てもJBL 2214Hその物です。 写真右上でわかるようにウーハーマグネットの後ろにツィーター部が追加されています。 基本的にウーハー部はJBL 2214Hそのままですがコーン表にもダンパーが付いた事で少しコーンの動きが重くなっています。
エッジを交換せずにfoを下げるDIATONE PW4014cm 40cm 布エッジに塗布されたダンプ剤の硬化によりfoが41Hzと異常に高く低音の出なかったユニット。 軟化処理をする事でfoが18Hzまで下げる事が出来ました。処理後は上記の写真のようなエッジではなく柔軟な柔らかいエッジに戻りました。これが本来の姿でしょう。 写真左ではわかりにくいのですがアルミハニカムコーンの裏側に1mmのスポンジが全面に貼って中高域を抑えています。
エッジは健在のようでも実際はDIATONE PW4014cm 40cm 上の写真はエッジを指で押さえて見た物です。全体に硬く柔軟性はなくもちろんコーンの動きも殆どありません。しかし見た目はエッジの形もよくまだまだ問題なく使えそうにも思うのですが、このユニットのfoは41Hzと高く低音はほとんど出ません。このユニットであればせめてfoが30Hz以下であるべきだと思います。
ALTEC 406-Z おわん形コーンALTEC Lansing 406-Z 25cm おわん形コーン紙のユニットです。以前ダイヤトーンでもおわん形のコーン紙をご紹介した事がありました。 今回のALTECのユニットは写真でもわかるようにアルニコ大型マグネットでデータにもオーバーダンプである事が現われています。 コーン紙はやや厚く内部損失が大きい感じです。
年代物ミッドレンジ Jensen製のようなのですが、型式は不明です。 昨日も書きましたように写真右上のケースの中に写真真ん中のユニットが入っていました。 振動板は逆さドーム形状で色はベークライトのように見えましたが、素材表面に布目がありました。 特性は6kHz以上は出てなくツィーターというよりミッドレンジのようです。
型式不明のツィーター 中を開けて見ると写真ひだり下のようにツィーターユニットが出てきました。 Jensenらしいのですがハッキリした事はわかりません。 ケースから見てもかなり古いものなのでしょう。特性が気になります。